備蓄コンビニとウォーターサーバーの比較

備蓄コンビニとウォーターサーバーの違いは、オフィス内で水が飲めるという事は同じです。

※備蓄コンビニは2015年7月1日をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました

水の提供方法や価格など色々と比較してみましょう。

水の提供方法の比較

備蓄コンビニは500ccのペットボトル。
ウォーターサーバーは殆どの種類が12リットルくらいの大きいボトル。
利用するときは、ペットボトルを冷蔵庫から出すだけな備蓄コンビニに対して、ウォーターサーバーは紙コップなどに水を入れて飲む必要があります。
飲みたい分をすぐに。という事では、ウォーターサーバーが良いですが、ペットボトルの方が携帯が出来る。キャップがあるのでこぼしたりもしないで便利です。

水のコストは?

ウォーターサーバーは色々なメーカーから提供されていますが、24リットル2,100円~4,000円です。
価格帯に幅がありますが、ペットボトルと同じ500ccに換算すると、44円~83円
ウォーターサーバーによっては、サーバーレンタル代が月々に掛かるところもあります。
備蓄コンビニは、ペットボトル500ccで50円。
全国展開のサービスで比較すると、ウォーターサーバーでの最安は500cc換算で50円のようです。

配送地域

ウォーターサーバーはメーカーによって違いますが、全国に対応してます。
備蓄コンビニも全国に対応。
ただ、全国と言っても一部対象外の地域があります。
例えば、離島など橋が掛かっていない所では配送手段が宅配なので対象外となります。

水以外で掛かるコストは?

必ずかかるコストとして、電気代。
ウォーターサーバーは、平均して月350円ほど。
備蓄コンビニは月500円~700円ほど。
他にはウォーターサーバーだと、メーカーによってはサーバーレンタル代が必要なところがあります。
紙コップを設置したりすると、その紙コップ代。
紙コップご利用の際は切らさないように在庫も用意しないとですね。

震災時の備蓄水としての比較

ウォーターサーバー、備蓄コンビニ共に備蓄水としての役割には使えそうです。
ですが、ボトルの大きさ、利用時の利便性、水の備蓄量を考えると・・・

東京都帰宅困難者対策条例では、水は一人につき9リットル(1日3リットルを3日分)と例を出しています。
ペットボトルでは18本。ウォーターサーバーではでかいボトル1個を一人分って感じです。
備蓄水1日分の3リットル

実際にそのような状況になった時を考えるとペットボトルである備蓄コンビニの方が災害対策時の備蓄水としては便利です。
ウォーターサーバーが壊れたら10リットルくらいの大きさのボトルから手動で水を出さないといけません。
また、コップなど水を入れる入れ物も必要。
人に渡すにもペットボトルは簡単ですが、ウォーターサーバーでは順番待ちが必要なのと水を入れる入れ物や分量配分もピンときません。

備蓄としての機能で考えると備蓄コンビニの方がいざという時に良さそうです。
そういう状況にならないのが一番なんですけどね。

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